優しさ育む
- 2023/04/05
- 20:09
「明日はなにやるの?」
「今日はこのプログラムでしょ?」
この声から児童たちの期待値が想像できます。
本日のプログラムは夢の学舎として初めてとなるプログラム。
石のおうちのとなりに保育園「ハーモニー」が設置されてから
隣の小さな子どもたちが気になりつつも交流がほとんどかないませんでした。
そして本日ついに夢かないました。
ハーモニーの子どもたちとたくさん遊んでくることができました。
小学生の感覚でいると0,1,2歳児は全く違います。
小さい子にどうやって接したらいいのか
どうやって遊んだら良いのか
何をしたら喜ぶのか
小さい子の目線に立って接しなければなりません。
そんなことから3つのグループに分かれて児童たちに考えてもらい実践することができました。
さあ、小さい子たちは泣かずに一緒に遊んでくれるのでしょうか。
1グループ:ボール投げ、フラフープ遊び
可愛いうさぎ、かば、くまの口を切り抜きそれを的にしてボール投げを楽しみます。
フラフープはトンネルにして遊びます。
最初の2分は、泣いている子もいました。それに対して児童は固まっていました。
これはどうなるんだ(;・∀・)
しかし、そこから児童たちが小学生の力を見せつけてくれました‼
進んで手をつなぎ声をかけ、一人始めまた一人始め
気が付けばなんと全員が泣き止んで遊んでいる。
すごいぞ1グループ。予想以上だ。
2グループ目:リズム体操
やっぱり子どもは踊るのが好きですよね。
なんだか最初は児童の方が楽しんでやっていましたがそこはさすがです。
最初は自分たちが見せて、今度は手を取って小さい子たちを一緒に踊る。
2グループもすごいぞ。
こちらも予想以上。
3グループ目:お店屋さんごっこ
ハーモニーの子どもたちはもう夢の学舎児童たちを信じていました。
3グループ目の児童が入ってくると全く驚く様子もなくなり
「つぎはなにをやってくれるんだい?」と言わんばかりです。
ハーモニーの子たち用に作ったお金を手に大繁盛のお店屋さん。
夢の学舎児童素晴らしい。
こうなってくると別れがつらくなります。。。
でも午後もプログラムがあるから大丈夫。
ここで少しブレイク。
緊張していた体を解します。
青木先生本格ダンスレッスン。
さっきのリズム体操とは全くの別物です。
最初は児童たちも恥ずかしがりながら動きも小さく少し半笑いをしながらでしたが、
青木先生の熱血指導にだんだんと児童たちの動きが変わり始め
そして表情が真剣そのものに変わってきました。
これからも定期的にダンスレッスンは実施していく予定ですのでお楽しみに。
午後はハーモニーのことについて何でも質問してみようタイム。
質問時間を設けていただきました。
児童たちからは質問が出るわ出るわ。
・何歳から何歳の子がいるんですか
・給食はどこで作っているのですか
・食材はどこからくるのですか
・どのくらい食べるのですか
・どうやって食べるのですか
食べ物ネタが多い(*_*;
・何して遊びますか
・先生をやっていて一番楽しいことは何ですか
・逆に一番大変なことはなんですか
・何時から何時まで仕事をしていますか
などなどよく考えたと思います。
その後はハーモニーの子どもたちと外遊び。
もう緊張はなくなり、本当に楽しそうな笑い声が響き渡りました。
最高の職業体験になったのではないでしょうか。
やっぱり学びの一番は人と人。この体験で優しさを育むことができたのは間違いありません。
平澤