夏の大三角形
- 2016/06/24
- 19:41
本日の夢の学舎では
夏の星座を見てみよう!
というわけで、プラネタリウムを鑑賞しました。

夏の星座で有名なのはやはり夏の大三角形ですね。
デネブ・アルタイル・ベガの3つの星で構成されている夏の大三角。
ベガは織姫、アルタイルは彦星を表し、それぞれこと座とわし座とも言います。
こと座にはギリシア神話の少し悲しいお話があります。
オルフェウスとエウリディケの悲恋の物語です。
オルフェウスは森の妖精エウリディケと結婚しました。
しかし、ある時エウリディケは野原で毒蛇に噛まれて死んでしまいました。
オルフェウスはエウリディケの死を諦めきれず、死の国の王であるハーデスに
生き返らせてもらえるように琴を奏でました。
冥土の神プルートンも心を動かされ「地上に出るまで妻を振り向いてはならない」という条件でエウリディケを返してもらいました。
しかし、地上へわずかというところで振り向いてしまい、
エウリディケは死の世界に戻され、耐えられなくなってしまったオルフェウスも後を追ってしまう…。
子どもたちには少し難しい内容だったかもしれません。
でも、1つの星にこういった話があるように
物事には何かしらの意味や隠されていることを理解してくれたらと思います。
また、今回はプラネタリウムを鑑賞してそれに関する問題を答えてもらうことに。
難しい内容だったので、うまく答えられるか心配でしたが・・・

彦星の職業は何ですか?
「牛飼!」
天の川の光はいくつありますか?
「1千億~2千億!」
さそり座にある赤い星をなんというでしょう?
「アンタレス!」
手が上がらない質問はほとんどありませんでした。
難しい内容でもしっかり聞いていました。
子どもの集中力に驚かされましたね。
夜空を見上げると様々なことが無数にあるように、
子どもたちには自分の世界をどんどん広げていって欲しいです。