自分で書くから良い作品になる
- 2017/04/20
- 20:12
今回の書道プログラムで、学年ごとに特色がみられ、それぞれの学年の良さが垣間見られました。
前回の書道では1年生を中心に
・空間の使い方
・穂先をたてる
ということを覚え、水筆で練習をしました。
今回はその1年生が本書きに挑戦しました。

初めてですので、どんな作品になるのか⁉
筆と墨を目の前にすると、少し緊張した面持ち。
でも心の奥そこでは
「やってやろう」
「ワクワクする」
といった気持ちが感じられる、そんな様子でした。

1年生は自分の名前の漢字に挑戦することにしました。
まず園長先生と見本を書きます。
それを見ながらさあ挑戦の瞬間です。
ほとんどの子たちが初めての書道。

見本を見ながら自分で書いてみます。
一つひとつ見本を確認しながらそして空間を考えながら真剣に書いていました。
自信がなさそうだったら手を添えるつもりで書き始めた今回の書道。
でも子どもたちの「自分でやろう」というその気持ち。
ほぼ、自分で見本を見ながら書いてしまうのだから驚きです。
本当にビックリしました。
まずかけてしまった事。
そして何とも言えない時のある字に、自分で書くことの可能性を感じずにはいられませんでした。
前回作品を完成させた児童は水筆で「線」の書きかたを練習します。
以前はヘビのようだったり、力強さに欠けるものがありましたが、かなりしっかりとした
「トン」「スー」としっかり書けるようになりました。



2年生は自分の「夢」を書きます。
2年生になると本当に安心して見ていられます。
バランスが良く、かすれ具合など生き生きした字が生まれてきます。
そして3年生。
3年生はさすがです。字に力強さとそして「止め」「はね」にも意識を広げます。


どの学年にも言えることは、やはり「大人では出せない子どもらしさ」があります。
大人が手を貸せばそれは上手なものができるかもしれない。でもそこに学びは生まれない。
子どもがやるから子どもならではのひらめきと努力が、素晴らしい作品を作る。そして大きな学びがある。
この体験が子どもたちにとって大きな体験になると確信しています。
子どもたちは
「書道楽しかった」
「上手に書けて嬉しかった」
と話していましたが、私から見ると
・ものすごい集中力だった
・字一つひとつ気持ちを持って書いていた
・自分でやろうという気持ちが強かった
といったところが見てとれました。
鉛筆で書くと簡単ですが、書道では気持ちを持って書かないと消すことはできないし、紙も破れてしまう。
そしてなにより字のバランスが取れない。
書道による学びはとても多いんです。
園長先生ありがとうございました。
平澤
前回の書道では1年生を中心に
・空間の使い方
・穂先をたてる
ということを覚え、水筆で練習をしました。
今回はその1年生が本書きに挑戦しました。

初めてですので、どんな作品になるのか⁉
筆と墨を目の前にすると、少し緊張した面持ち。
でも心の奥そこでは
「やってやろう」
「ワクワクする」
といった気持ちが感じられる、そんな様子でした。

1年生は自分の名前の漢字に挑戦することにしました。
まず園長先生と見本を書きます。
それを見ながらさあ挑戦の瞬間です。
ほとんどの子たちが初めての書道。

見本を見ながら自分で書いてみます。
一つひとつ見本を確認しながらそして空間を考えながら真剣に書いていました。
自信がなさそうだったら手を添えるつもりで書き始めた今回の書道。
でも子どもたちの「自分でやろう」というその気持ち。
ほぼ、自分で見本を見ながら書いてしまうのだから驚きです。
本当にビックリしました。
まずかけてしまった事。
そして何とも言えない時のある字に、自分で書くことの可能性を感じずにはいられませんでした。
前回作品を完成させた児童は水筆で「線」の書きかたを練習します。
以前はヘビのようだったり、力強さに欠けるものがありましたが、かなりしっかりとした
「トン」「スー」としっかり書けるようになりました。



2年生は自分の「夢」を書きます。
2年生になると本当に安心して見ていられます。
バランスが良く、かすれ具合など生き生きした字が生まれてきます。
そして3年生。
3年生はさすがです。字に力強さとそして「止め」「はね」にも意識を広げます。


どの学年にも言えることは、やはり「大人では出せない子どもらしさ」があります。
大人が手を貸せばそれは上手なものができるかもしれない。でもそこに学びは生まれない。
子どもがやるから子どもならではのひらめきと努力が、素晴らしい作品を作る。そして大きな学びがある。
この体験が子どもたちにとって大きな体験になると確信しています。
子どもたちは
「書道楽しかった」
「上手に書けて嬉しかった」
と話していましたが、私から見ると
・ものすごい集中力だった
・字一つひとつ気持ちを持って書いていた
・自分でやろうという気持ちが強かった
といったところが見てとれました。
鉛筆で書くと簡単ですが、書道では気持ちを持って書かないと消すことはできないし、紙も破れてしまう。
そしてなにより字のバランスが取れない。
書道による学びはとても多いんです。
園長先生ありがとうございました。
平澤