オズの世界へ!!
- 2017/06/20
- 18:27
絵本に親しむプログラム。

今日の一冊は
独特の美的感覚にあふれた紙の魔術師
ロバートサブダによる
飛び出す! 動く! 立体仕掛け絵本 「オズの魔法使い」です。
迫力満点!!!の1冊をちょっとご紹介します。
ページを開くと同時に、グルグル廻る仕掛けによって、竜巻を表現しています。
ページの中に、更に小さなサイズの飛び出す絵本を盛り込むという演出。

数々の名場面をダイナミックに、立体化しています。
メインである高くそびえたつエメラルドのお城は
付属の特製メガネをかけることで、より一層、オズの世界に入り込めます。

宙に浮いた気球シーンも圧倒的なポップアップで
見事に表現されています。
インテリアやアートとしても楽しめる程の美しい色彩、効果的な箔を使った、とても華やかな絵本です。
「視覚に訴える」という特性を最大限に活かして
展開される立体仕掛け絵本は
子どもたちにとって、見て、触って、遊んでと、楽しみいっぱいなものとなってくれたことと思います。

お話のほうは・・・
オズという異国の地に飛ばされたドロシーという女の子の冒険のお話です。
登場人物のかかし、ブリキのきこり、ライオン
それぞれが、欲しがっていたもの
知恵、心、勇気・・・
それらは、もうすでに持っていて、自分の中にあったのです。
オズの魔法使いは、それを目に見える形にして与えたことで、気付かせてあげました。
また、冒険の旅の途中で
自分のやりたいことや、やるべきことは何か、それぞれが、見つけることも出来ていました。
魔法使いは、ドロシーたちに、きっかけは与えてくれたものの
決して、願いは叶えてくれなかったのです。
かかしも、きこりも、ライオンも、ドロシーも
自分の中にあるものを、自分で引き出し、自分で願いを叶えていきました。
夢とか願いは、叶えてもらうのではなくて、自分の力で実現していくものだと教えてくれているんですね。
そして、その道のりは、いろんなことがあるけど
何ひとつ無駄なことはないということも。
何かを気付かせてくれたり、自分の中にあるものを引き出してくれるきっかけとなったりする。
たどり着いた時に、すべてがわかるけど、それまでは、誰にもわかりません。
でも、これだけはわかります。
何ひとつ、無駄なことは無いということです。
どんなこともです。
楽しいことも、大変なことも、人との出会いも。
何でもないように思えること、
毎日のすべてがです。
それが、どうやって、結び付くのかわからないのですから
どれも頑張るしかありません。
自分の中に秘めている力を、自分の手で しっかりと掴んで、引き出すために。
たくさんの可能性を秘めた子どもたち、
その力は、子どもたちの
自分自身の中に・・・あります!!
1番心に残った場面を
みんなに書いてもらいました。
「本当に竜巻のある地域があるなんて、おどろきました。」
「わたしもドロシーみたいに勇気を出して何でもやりたいです。」
「もらいたいものをもらわなくても、自分が頑張れば何でも出来るんだなということがわかった。」


佐藤

今日の一冊は
独特の美的感覚にあふれた紙の魔術師
ロバートサブダによる
飛び出す! 動く! 立体仕掛け絵本 「オズの魔法使い」です。
迫力満点!!!の1冊をちょっとご紹介します。
ページを開くと同時に、グルグル廻る仕掛けによって、竜巻を表現しています。
ページの中に、更に小さなサイズの飛び出す絵本を盛り込むという演出。

数々の名場面をダイナミックに、立体化しています。
メインである高くそびえたつエメラルドのお城は
付属の特製メガネをかけることで、より一層、オズの世界に入り込めます。

宙に浮いた気球シーンも圧倒的なポップアップで
見事に表現されています。
インテリアやアートとしても楽しめる程の美しい色彩、効果的な箔を使った、とても華やかな絵本です。
「視覚に訴える」という特性を最大限に活かして
展開される立体仕掛け絵本は
子どもたちにとって、見て、触って、遊んでと、楽しみいっぱいなものとなってくれたことと思います。

お話のほうは・・・
オズという異国の地に飛ばされたドロシーという女の子の冒険のお話です。
登場人物のかかし、ブリキのきこり、ライオン
それぞれが、欲しがっていたもの
知恵、心、勇気・・・
それらは、もうすでに持っていて、自分の中にあったのです。
オズの魔法使いは、それを目に見える形にして与えたことで、気付かせてあげました。
また、冒険の旅の途中で
自分のやりたいことや、やるべきことは何か、それぞれが、見つけることも出来ていました。
魔法使いは、ドロシーたちに、きっかけは与えてくれたものの
決して、願いは叶えてくれなかったのです。
かかしも、きこりも、ライオンも、ドロシーも
自分の中にあるものを、自分で引き出し、自分で願いを叶えていきました。
夢とか願いは、叶えてもらうのではなくて、自分の力で実現していくものだと教えてくれているんですね。
そして、その道のりは、いろんなことがあるけど
何ひとつ無駄なことはないということも。
何かを気付かせてくれたり、自分の中にあるものを引き出してくれるきっかけとなったりする。
たどり着いた時に、すべてがわかるけど、それまでは、誰にもわかりません。
でも、これだけはわかります。
何ひとつ、無駄なことは無いということです。
どんなこともです。
楽しいことも、大変なことも、人との出会いも。
何でもないように思えること、
毎日のすべてがです。
それが、どうやって、結び付くのかわからないのですから
どれも頑張るしかありません。
自分の中に秘めている力を、自分の手で しっかりと掴んで、引き出すために。
たくさんの可能性を秘めた子どもたち、
その力は、子どもたちの
自分自身の中に・・・あります!!
1番心に残った場面を
みんなに書いてもらいました。
「本当に竜巻のある地域があるなんて、おどろきました。」
「わたしもドロシーみたいに勇気を出して何でもやりたいです。」
「もらいたいものをもらわなくても、自分が頑張れば何でも出来るんだなということがわかった。」


佐藤