頼れるリーダー
- 2017/11/10
- 19:42
今週のコンサートプロジェクトは落語が中心となっています。


ここ数日、内容を暗記するよう頑張っていたため、
「もう覚えたから!」
「ちょっとそこで聞いてて!」
と自分たちの落語を聞いて欲しい!という意識がどんどん出てきています。
自信も付いてきているように感じます。
今日はパートごとに分かれている班のリーダーに目を向けてみたいと思います。

リーダーとして考えなければならないことは、班全体をまとめること。
困っている子がいたら助けてあげ、また班全体がいい方向に進めるようにしていきます。
今回の落語は当然ですが漢字が出てきます。
おのずと、1年生には読めない漢字が多数あります。
そんな時はリーダーの出番。
しっかり、1年生でも文章が読めるようにふりがなをふってあげたり、読み方を教えてあげたりします。

また、今日はこの部分を集中的に覚えようというように範囲を決める。
覚えられたところまで、線を引いて分かりやすくする。
このように、班の進行具合をしっかり合わせて把握しているグループもありました。

そして、何と言っても的確なアドバイス。
「ここは点(、)があるから少し間を取ったほうがいいと思うけど、こっちにはないからそのまま読んだほうがいいと思う。」
「このシーンは怖いから、ゆっくり静かに読んでみたほうがいい。」
と他の班の子に提言してくれます。
どの班も、リーダーがしっかりまとめてくれていて、メンバーもそれに同調してすごく和気藹々としています。
落語は難しいです。
でも、リーダーを中心にみんなで意見を交えながら、みんなの作品を作り上げていく。
笑顔で楽しく落語をするにはかかせないのがリーダーの存在ですね。
山村