きわめて大きい数
- 2018/07/20
- 18:47
ここ数日集中的に取り組んでいる推理力向上プログラム。
3日目となりました。
本日はロンポス・オセロ・将棋に加えて動物将棋も行いました。

みんな大好きなロンポス。
コツを大分掴めてきたようです。
子どもたちで難易度の高いレベルを誰が一番速くできるか勝負していました。
「これ出来たんだよ!」とクリアするとすぐに声をかけてくれます。



こちらは久しぶりの動物将棋。
駒とマスの数が少なくルールを覚えるのも簡単なこともあり、将棋よりも優しくプレイしやすいです。
駒を進化させることもそうは難しくないので、達成感なども味わいやすいです。
1年生がワイワイ楽しく取り組んでいました。


覚えるには1分、極めるには一生とも言われるオセロ。
オセロには置き方にパターンがあるらしいのですが、調べてみたら10の60乗もあるようです。
10の60乗って何なのかとさらに調べてみたら、「きわめて大きい数字」と出てきました(;゜0゜)
全部覚えるのは無理ですね。確かに極めるには一生かかりますね。
オセロをやっている子どもたちの様子を見てみると、けっこう盤面の全体を見ている子がいました。
どこに置くのかをすぐに決めず、先まで見ていたのでしょうか?子どもたちのみぞ知ることですが。
個人的にはなんとなく壁際を取るのがいいのかなと思っています。



最後は将棋。
子どもたちが上手になってきていて、平澤先生が困ってしまうこともあるくらいには上達しています。
特に将棋は自分の番になってから考えるだけでなく、相手の番でも考えることも実はすごく大切。
と言ってもなかなか難しいんですが。
オセロ以上にパターンがあるらしく10の220乗だとか。
オセロの3倍以上って…。
AIでも勝てないことがあるのですもんね。
逆にAIにも勝ってしまうプロ棋士の方って頭の中どうなっているんですかね。
凄すぎです。
そんな難しい将棋に果敢に取り組む子どもたち。
どうするか迷う場面は適当に指さず、長考することもあるので真剣そのものでした。
ミスした時は、ミスしたことに気づいて「しまった!」と言っていることもありました。
ミスしたことに気づいたときレベルが上がるので逆に良いことでもあるのかなと思います。
3日間集中して行った推理力向上プログラム。
子どもたちにとってもすごく充実した時間だったと思います。
山村